K・ヤイリギターのこだわり
30年以上前から、時々工場へお邪魔しています。でも、その時ずでに40年。
1935年創業ですからもう70年以上アコースティックギター一筋なんですね。
最初にうかがったのは中学生の時でした。
その時、矢入一男社長から「まーちん」じゃなくて『マーティン』と発音しなきゃ!
と言われ、「あぁ…、そんなところから拘ってるんだ。」と・・・。
しかも、そのギターは見事なまでに「バラバラ」になっていました。
「一番良い音のするギターを買ってきて、全部バラす。」そうです。
当時から材料の木材が、工房の横の倉庫に堆く積まれていて、その木のひとつ
ひとつを丁寧に説明していただきました。
「これが、楽器になるのは君が大人になってからだな。。。」
最低でも10年はシーズニング(自然乾燥)させないと良い音にはならないそうです。
当時は最高級のカラ松やハカランダ(ジャカランダ、でしたね)がずらりと揃い圧巻。
今では中々そのような材料は入手困難だと思います。
現在は500,000円級のギターに一部採用されているだけのようなのでほんとに希少なのでしょう。
「グラマーモデル」も良かったのですが、ないしょで限定モデルのGYを入手。
(その分毎週のように通い、ギターを磨いたりして、手伝いをするとそっと弦を1セットくれたり、
懐かしい思い出です。)
工房の中では、一丁ずつ本当に丁寧に途中で何度も音を確かめながら熟練の職人さん
たちが仕上げています。
「力木・ちからぎ」という、仕上がればボディーの内側になって見えなくなるパーツも、
微妙な厚み、微妙な角を仕上げていきます。
海外アーティストの方が先にK・Yairiに注目したように思います。
もちろん当時から有名国内アーティストもたくさん使用していましたが、
あの海外ブランド用のマークのデザインも良かったのではと。。。。
そんな拘りを持つギター工房とBIGINのコラボレーションからうまれた
一五一会、家宝物ですよ。
